京都・悠久の都

2008年11月 3日 (月)

京都。イルギオットーネ。

お邪魔してきましたレストラン 八坂の、イルギオットーネ。

笹島さんとまた丸の内でお会いしなくちゃ。

まず、万願寺とうがらしに和牛のタルタルとトリュフ風味コンソメジュレ、次にサーモンに秋のキノコサラダ&木の実、そして、そば粉を打ち込んだパスタにチンゲン菜とプロシュートソース。

玉ねぎのキッシュ熱々フォアグラ載せ、メインが鴨ロースの炭火焼きにピュレのミネストローネ、揚げ卵とイベリコ豚チョリソー添えでした。

デザートがミルクのさっぱりシャーベットに栗のティラミス。

締めてお一人5250でした。大満足なランチレストランわーい(嬉しい顔) 京都も、東京資本じゃなくて、スタイリッシュなお店が増えてきて、嬉しいですね☆

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2007年12月28日 (金)

日帰りの、京都。

年の瀬、京都へ出張してきました。

友人が、私の親しい伝統工芸師にヒアリングをしたいということで、ご紹介のため、同行。

10時前に品川発の新幹線に乗りましたが、意外と込んでましたね。もちろん、帰省の親子連れや学生さんの姿もありましたが、かなり、ビジネスな感じの人が多かったのは少々驚きました。

前日はあまり寝られず、結構ねむかったのですが、軽く車内で打合せ。 途中、車窓から望んだ富士山の姿は、とてもきれいでしたね。

その後、軽く眠っているうちに、京都駅へ到着。コンコースもリニューアルが終わり、すっきりしましたね。改札を出て、自由通路を抜けて、烏丸口へ。この自由通路、増床の工事中です。ここに、飲食店など店舗が入るのだとか。その真っ最中でした。

タクシーはすんなり乗れて、一路、西陣へ。年末だからか、意外にクルマ通りも多かった印象ですね。

本隆寺の横あたりで降りて、大根屋さんの界隈をふらふらと歩くうちに、ギャラリー礫翔(らくしょう)へ、到着。

工房では、ちょうど南禅寺の虎の図のデジタルアーカイブしたものの、復原襖絵の作成中でした。間近で観ると、やはり、迫力ですね。

打合せをした後、近くの「鳥岩楼」で、親子丼を昼食に。ここのは、いつ食べても、おいしいですね。ふんわり玉子に、甘すぎず辛すぎないたれ。そして、歯ごたえのちょうどよい鶏肉。

夕方から東京で打合せがあり、とんぼ返りの出張でしたが、しばし京都の空気を吸って、リフレッシュできました。来年は、何度、京都に足を運ぶのでしょうか。

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2007年11月24日 (土)

秋の 京都に います。 3日目。

昨夜は、すっきりした星空。月もキレイに輝いてました。

今日は、これから五条坂。夜は、宇治の平等院にて観月会を開きます。

では、秋の京都の街中へ、行って来ます。

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秋の 京都に います。 2日目。

2日目は、四条富小路下るにひっそりとある「徳正寺」にご挨拶。中庭にモダンでユニークな茶室をつくったことで、一般にも広まっているようですね。

その後は、細見美術館にいき、併設のカフェキューブにて、パスタランチ。そのあと、「京都で映画を観て語る会」に参加。課題作品のひとつ、「犯人に告ぐ」を観て、その後に飲みながら映画を語り合うというなかなか面白い趣旨の集まりでした。

いったん宿に戻ったあと、友人に誘われて、四条木屋町下るのフレンチダイニング「onze」で飲み。

朝晩は、ほんと冷えますねえ。日中、天気がよくてぬくくなってましたけどね。

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秋の 京都に います。 初日。

秋の京都。仕事も兼ねて、紅葉の時期に参りました。

初日は、法観寺さん(八坂の塔)にご挨拶。夕方から、親しくしていただいている伏見の蔵元・月の桂の、楽しむ会が、天龍寺でありました。

なかなか、いい風情でしたよ!

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2007年9月19日 (水)

随心院。山科の古刹。

07091701 070917 京都の東、山科の地にある、随心院。ここは、「世界三大美女」のひとりといわれる小野小町の邸宅があった場所とも言われています。

空海(弘法大師)の8代目の弟子にあたる仁海がひらいた、真言宗の寺院です。最寄の駅は、地下鉄東西線の小野駅。小野氏が栄えた場所でもあります。

足を踏み入れてみると、庫裡の天井は高く、木を組み上げた構造が、よくわかります。

ふと見ると、シャンプー、そして深津絵里さんのポスター。どうも、お寺には場違い…

070917_2 と思ったら、カネボウのシャンプー「いち髪」で、深津絵里さんが座っている映像のCMが、ここ随心院で撮影されたとのこと。日本の所作の美しさを、黒髪のきれいさに象徴させたのでしょうか。

070917_3 表玄関の手前には、小野小町の歌碑があります。

小倉百人一首の第9番。ご存知の方も多いのではないでしょうか。

「花のいろは うつりにけりな いたづらに わがみよにふる ながめせしまに」 

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2007年9月17日 (月)

東山。詩仙堂の庭。

07091601_3 石川丈人が造営した、曹洞宗のお寺です。

一乗寺の東側、山肌に沿うように建っています。宮本武蔵、瞑想の地として知られている八大神社の手前の、ひっそりとした空間です。

この中の中央部分の部屋には狩野探幽に書かせたという、三十六歌仙の絵と詩が描かれていて、この「詩仙の間」から詩仙堂という名前が、採られたとか。07091602_2

07091603ここは紅葉がキレイなお寺として知られていますが、庭は緑深く、また季節ごとにさまざまな花が咲き、それぞれ違った表情をみせてくれます。

070916 この日は、酔芙蓉(スイフヨウ)がキレイに咲いたばかり。これからどんどん咲いていくようです。

朝、開き始めるときは白いのですが、開いてから、次第にピンクの色を濃くしていきます。この様を、「酔っている状態」とみたてたのか、この名前が付いています。

また、庭には、鹿おどしも置かれています。いわれでは、石川丈山がつくりだしたものだとか。

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2007年8月29日 (水)

京都。大覚寺。

清涼寺にわかれを告げます。門前の森嘉さんで豆腐…は買っても食べる場所がないので、素通り。

Nec_0182 バス停で1つ分を東に歩くと、大きな門の跡に出会います。

右の柱には、「嵯峨御所大覚寺門跡」と読めますね。実は、大覚寺の正式名称は、「旧嵯峨御所大覚寺門跡」(きゅうさがのごしょだいかくじもんぜき)と言うそうです。

門跡とは、仏教の開祖の、正式な後継者を呼ぶ名称でした。それが転じて、位の高い寺院を指すようになりました。

昔ここを訪れたときに、「ここに大きな門があって、その跡がこの石の柱として残っているんだな」、と勘違いしていた事を、ふと恥ずかしく、懐かしく思い出させてくれました。

北へ進む道は、まっすぐで、両側、特に左側には、大きなお屋敷が並びます。敷地も広く、つくりも立派。このあたりは高級住宅エリアなのでしょう。

Nec_0178 暑い中を歩き、ようやく寺院エリアへ。大門から入っていきます。

前に見える式台玄関(拝観はこの左横から上がります)からは、狩野永徳の筆になるといわれる、「松に山鳥」図が見られます。横いっぱいに広がる画面に、大きな松、そして山鳥のつがいが生き生きと描かれています。

ここはもとは、嵯峨天皇の離宮として建立され、後に嵯峨天皇の皇女(正子内親王)が清和天皇に上奏し、お寺に改められました。

後に鎌倉時代に入り、亀山天皇、後宇多天皇などが入山し、ここで院政を行いました。そのため「嵯峨御所」と呼ばれるようになったそうです。

宸殿も庭も、非常に広々としており、この空間の余裕は、眺める者にとてもぜいたくなやすらぎを与えてくれます。

Nec_0218 東隣には、大沢池。写真は、五大堂の向月台から写したものです。

広々とした空間に、蓮の花が咲きます。水鳥たちがゆったりと泳ぐ姿が、とてもほのぼのとさせてくれます。

当時から、皇族や貴族たちは、船を浮かべて遊んだのでしょうね。現在でも大覚寺では仲秋の名月の夜に「観月の夕べ」を開いています。今年は、9月23日~25日だとか。

嵯峨山 大覚寺  JR嵯峨嵐山、京福嵐山より徒歩15分ほど。バスは、大覚寺で下車。

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2007年8月27日 (月)

京都。清涼寺。

京福電鉄嵐山線で、嵐山へ。駅舎の商業施設は、一部改装工事をしていました。やはり夏は、メインの観光シーズンではないのでしょうね。

そこから渡月橋に向かうと、団体観光客や修学旅行生をターゲットにしたみやげ物や食事どころが立ち並びます。その喧騒には向かわず、北へ。

京都嵐山オルゴール博物館を越えると、JR山陰線の踏切。これを越えると、京都の日常の風景になります。

Nec_0189_2 丸太町通を過ぎ、徐々に狭くなっていく道の先の突き当たりに、大きな山門(仁王門)が、ふと現れます。

清涼寺。別名、嵯峨釈迦堂と称される、古刹です。

この場所は、嵯峨天皇の皇子、源融(みなもとのとおる)の別荘がありました。彼の死後、生前に果たせなかった、阿弥陀三尊像を子孫がつくり、阿弥陀堂に安置しました。ここを、別荘の名にちなみ、棲霞寺と名づけられたそうです。

Nec_0188 この場所に、945年(天慶8年)、醍醐天皇の皇子である重明親王(しげあきらしんのう)の妃が、釈迦像をつくりそれを安置する新堂を建てたのです。

その後、この辺りの愛宕山ろくを、中国で霊山とあがめられている五台山に見立てようとした奝然(ちょうねん)という僧が、宋にわたった際に模刻をつくらせた釈迦像を安置する寺をつくろうを発案。しかし願いかなわぬままに他界してしまったのです。その願いを、弟子の盛算(じょうさん)が受け継ぎ、五台山清涼寺が建立されました。
 このため、開山は奝然上人とされています。

大きく広々とした空間は、山に抱かれた場所で、信仰の拠点となった雰囲気がイメージされますね。

五台山 清涼寺  JR嵯峨嵐山、京福嵐山より徒歩12分ほど。バスは、嵯峨釈迦堂で下車。

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まんまんちゃん、あん。

「まんまんちゃん、あん」。 なにやら、呪文のようですね。
 「まんまんちゃんに、あんしぃや」などのように使うとか。

関東に生まれ育った人間には、言葉を聞いただけでは、何を意味するのか、手がかりさえない真っ暗闇な状態ですね。

関西出身の方は、慣れ親しんだ言葉なのでしょうか。
 どうやら、幼児語のようですね。小さい子に神棚や、神社、お寺などで、神仏を拝むことを指すそうです。

つまり、「まんまんちゃん」=神仏、「あん」=手をあわせて拝む、という意味。

どちらも、明確な語源はわかってないようですね。「まんまんちゃん」は、ナムアミダブツ→ナンマンダブ→マンマンチャン、かなと思っていますが…同様の考えは、ネットでも散見されました。

まあ、この「まんまんちゃん」は、関西圏で広く使われているようですね。京都の影響が強い福井では、「まんまんちゃん」自体を、神仏を拝む、という意味で使ったりもするそうだとか。

祇園近くに生まれ、祇園で育ち、祇園でお店を出している女性から、祇園らしい風習や言葉を形として残していきたい、というお話の中で、出てきた具体例です。その他、たとえば「めなぐさみ」という言葉もあります。目をなぐさめる…見てなぐさめられる…という意味で、「かわいらしいもの」ということを指していたようです。

もちろん時代によって言葉は変化、盛衰があります。しかし、こういった言葉を、もっと残していければ、地域性や、地域文化性も豊かになるのではないでしょうか。

京都も、掘り下げれば、まだまだ文化度が高まる要素がたくさんある、そんな思いでいっぱいです。

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2007年8月20日 (月)

紫式部の墓所、知っていますか。

平家物語を触れたら、やはり、源氏物語を触れないわけにはいかないでしょう。宇治にも行って参りましたし。


源氏物語の作者、紫式部。11世紀に、54帖にもわたる長編小説を残した才女です。

今、「世界遺産」の管轄をしているユネスコが、1964年(昭和39年)に、「世界の偉人」の選定制度ができ、日本で唯一選ばれた人でもあります。

苗字の紫は、紫野の雲林院に閑居したからとも、作中の「紫の上」から想定されたとも、諸説あるようですね。

その、紫式部の墓といい伝えられている場所が、大徳寺の南東方向に、ひっそりとあります。

場所は、堀川北大路の交差点を下がった、西側。前の堀川通は、かなりの交通量がある道路です。 島津製作所の紫野工場に隣接した場所で、周囲からは、これが世界に知られた歌人・作家の墓とは、気づかないかもしれませんね。

01

奥へ進むと、南北の向きに、墓石と、墳墓らしきものが見受けられます。

墓所は、1937年(昭和12年)に広げられ、棚や石標などを整備し、1989年(平成元年)に、顕彰の碑など、あらためて墓域が整備されたそうです。

この東隣には、小野篁(おののたかむら)の墓所があります。9世紀前半に活躍した歌人ですね。

この一帯は、紫野と呼ばれる土地。いまではすっかり自動車と工場がにぎやかにしていますが、文学の香りをしばし感じさせてくれる場所でもあります。

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2007年8月15日 (水)

宇治散策。宇治神社と宇治上神社。

「宇治の朝。川沿いを歩く。」
 http://hiramoto.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_999b.html
 の続きです。

Jinja 朝霧橋をわたり、平等院の対岸へ。 道を渡ると、大きな鳥居が目に入ります。

ここが、宇治神社。 奥にある本殿は、鎌倉時代の初期に建てられたもので、国の重要文化財となっています。

鳥居の横に鎮座する狛犬も、立派ですね。

Ujikami01そして、 ここから奥に進むと、山に抱かれるような形で、宇治上神社があります。 

参堂の鳥居は、数年前に塗り替えられ、鮮やかな朱が、周囲の緑を背景に、よく映えています。
 緑が豊富なエリアなので、朝早くにも、セミが大合唱。木々や山にも反響して、空気にも充満しているかのような心地になります。

Ujikami02 Ujikami03 左が、拝殿。 右が、拝殿の奥にある本殿になります。

本殿は、神社建築としては日本最古とされています。 言い伝えとしては、醍醐天皇が901年(延喜元年)に、神託をうけて築造したとも言われています。

ここには、応神天皇、莵道稚郎子、仁徳天皇が祭られています。

年輪年代測定によると、本殿は平安後期、1060年頃に伐採された木が使われているとの調査結果があるそうです。

実は、明治の世になるまでは、宇治神社と宇治上神社は一対としての存在で、「離宮社」、「離宮八幡」などと呼ばれていたそうです。 もともと、この一帯が応神天皇の離宮だったとの謂れから来ているとか。

1052年に平等院が創建されますが、その際には鎮守社となったそうです。

源氏物語の「宇治十帖」で登場する八宮は、莵道稚郎子がモデルとされているといわれており、源氏物語ゆかりのエリアでもあるんですね。 緑深く、新緑の季節や紅葉の季節も、また違った姿をみせてくれる場所です。

京阪電鉄「京阪宇治」から徒歩約10分。JR奈良線「宇治」から徒歩20分 ほどになります。

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2007年8月13日 (月)

東寺の「こぼれ話」。

「そうだ 京都、いこう。」

JR東海による、名キャンペーンですね。私が所属していた会社でもあり、京都好きなのもあって会社を選んだこともあって、このキャンペーンは常に注目しています。

Summer_2007_03_img_touji 今年の初夏に、東寺が取り上げられました。
 このポスターをご覧になった方も、少なくないと思います。

このポスターの、蓮の花と五重塔のロケーションは、有名でもありますが、今回、このキャンペーンでよく知られることとなったようです。

「真夏だし、昼間は厳しいけど、夜に蓮の花と五重塔を見てみたいね」という声がお寺にもかなり寄せられ、急遽、今回の観智院でのライトアップが企画されたとのこと。

教学部長兼文化部長の、三浦文良さまよりご紹介いただきましたエピソードです。

せっかくなら、あまり知られていない観智院で、ゆったりと見てもらおう、との思いで、観智院での開催になったそうですよ。

Touji01Touji02_2ちょっと、キャンペーンの写真と似たようなアングルで、撮影してみました。 いやあ、やはり、かないませんね。(苦笑
今年の蓮は、まだ11日時点では、走りでしたね。明日から16日にかけてが、かなり咲いてくるのではないでしょうか。

近くの洛南高校では、吹奏楽部の練習中でした。月末の吹奏楽コンクールに向けた練習のようですね。暮れなずむ空に、五重塔をみながらブラスバンドの音が響く光景も、なかなか得がたいものです。
 そして学校の手前のお堀に、大きな亀が一匹。のんびりとしていましたよ。

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【京都】東寺・観智院のライトアップ。

東寺。 この名は通称で、本名は、教王護国寺、という、真言宗のお寺です。
 ここで、11日(土)~16日(木)までの6日間、ライトアップが行われています。

総じての感想は、「陰を引き立たせるための陽」 でしょうか。

Touji02 東寺でライトアップ、というと、五重塔が有名ですね。外の通りからでも眺められます。 ですが、今回は、北側にある「観智院(かんちいん)」という塔頭での催事とのこと。

この観智院、通常は、春と秋にのみ一般公開されているところなのです。 今回は、夏のイベントとして、送り火のある16日までライトアップを企画したとのこと。

この観智院、あまり著名ではない場所のようですが、床の間には二頭の鷲、襖には竹林が描かれています。これはともに、宮本武蔵の筆になる、といういい伝えだそうです。

また、客殿は、地震で倒壊してしまったところ、豊臣秀吉の夫人である、北政所が寄進して建てられたとのこと。国宝に指定されているそうです。

Touji03 手水舎で、手を洗います。ここの手水舎の飾りは、丸い蓮の花ですね。それで、入り口近くの堀にも、蓮が広がっているのでしょうか。

北の門をくぐり、橋を渡ると、右側にあるのが、観智院。この橋がかかるお堀には、大きな亀が、くつろいでいましたね。左の西側は、洛南という中学・高等学校になります。

Touji12観智院の門構え、 かなり赴きのある様子。しだいに暮れなずんできて、灯りがともる提灯が、あざやかに輝きます。

お参りをして、靴を脱いであがると、受付があります。 ここで、今回のライトアップを手がけられた篠崎里美さまに、中をご案内いただきました。受付を通るとまず、武蔵が描いたと言われる墨絵の前へ。

和紙などのやわらかい素材で包まれた光源が、太く伸びる竹、にらみ合う鷲の姿を、くっきりと照らし出します。こぢんまりした部屋なので、6人も入ればいっぱいでしょうか。この部屋で、自分と対峙する時間など、もってみたいものです。

Touji13 その横には、「五大の庭」が広がります。本尊の五大虚空菩薩の姿と、空海が唐から真言を持ち帰る際の海と海神の姿が、着想になっているとか。

石砂でつくる形状だけでなく、使っている石の形や配置なども、どことなくユニーク。海を感じさせるように、やや青を感じさせるライトをつかったそうです。

Touji14 奥には、五大虚空菩薩を祀ってあります。また、その手前から奥に進むと、写経の部屋や、茶室らしき部屋も。ここから見る庭も、灯りを少なくして、奥行きをつくり出しています。

庭のつくりかただけでなく、灯りの工夫で、こんなにも、庭の表情が、陰陽深く感じられるんですね。

アクセスは、京都駅からタクシー、市バス「東寺東門前」、近鉄「東寺」から徒歩。
 時間は1900~2130までで、入園料は小学生以上500円。

大文字の送り火がある、16日までの開催です。京都近郊の方、ぜひ訪れてみてくださいね。
 もし足を運ぶなら、次第に暮れなずむ空を感じられる時間帯が、お勧めですよ。

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2007年8月11日 (土)

宇治の朝。川沿いを歩く。

平等院を辞して、宇治川沿いへ。

昨夜の花火大会の残滓か、各所にゴミの袋が積まれています。ご近所の方でしょうか、犬の散歩に出ている方が多かったですね。

070811ujiamujikawa01 070811ujiamujikawa02 この座布団は……近所の旅館のでしょうか? どうやら、川の遊覧屋形船のもののようですね。

こう暑いと、川の遊覧船も、なかなか乗る人はいないかもしれませんね。

中州へ渡ると、昨日の花火大会の有料観覧席の片付けが行われていました。

070811ujiamujikawa03 朝霧橋をわたり、対岸へむかいます。

わたる途中の、朝日に輝く宇治川の水面が、とてもきれいでした。

川の、水の流れる音って、心地よいですね。川がある風景は、見た目だけでなく、その音が人を魅了するのでしょう。

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宇治の朝。平等院と睡蓮と。

昨日は、宇治の花火大会を、中村藤吉本店さんの平等院支店にて観覧。その後、本店にお邪魔して、しばし歓談。

今回、初めて宇治に泊まってみました。

070811ujiam01 まず、朝の平等院。 開園前に、お邪魔させていただきました。

東に向かって建つ鳳凰堂は、真夏の日差しを浴びて、輝いていましたね。池にうつる姿もまた、いいものです。

鳳凰堂の中の阿弥陀仏は、現在修復中。秋には、お堂に戻る予定です。あの大きな阿弥陀さまが運ばれる様子は、みてみたいものですね。

070811ujiam02 夏の平等院といえば、睡蓮。 昨日も天気がよかったので、いくつかが今朝、満開になっていました。

 写真は、その一つ、尾楼に近い場所に咲いていました。種類は、「舞妃蓮」とか。ほかにも、池のほとりの蓮も花弁をいっぱいに広げていましたね。
 赤い睡蓮もあるようですが、やはり、お寺には白いものが似合う気がします。

070811ujiam04 このほかにも、百日紅(さるすべり)が、ほぼ満開でした。この夏の暑さに立ち向かって咲く、あの桃色の花は、元気をくれるかのようですね。

宇治川沿いの、木々が生い茂るエリアは、もうすでにセミの大合唱。遠くから聞こえると風情があっていいですが、真下に行くと、まさに苦行です(苦笑

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宇治の花火。

8月10日といえば……鎌倉の花火大会です。

鳩サブレーの豊島屋さんも、
 便乗なのか、「8/10は ハトの日です」
 と大々的にプロモーション。

070810uji01070810uji02  そんな日に、鎌倉市民のワタクシは、 宇治の花火にお邪魔してしまいました。

川沿いで見る花火は、いいですね。 鎌倉ですと、海から上がるので、対岸からみる、という楽しみ方ってないですしね。
 距離も近いので、東京の花火より、迫力あります!

070810uji03そして…… 抹茶パフェを戴きながら見る花火も、オツです。 お茶屋さんが丁寧につくってらっしゃるから、おいしいわけですね。

このような恵まれた機会をつくってくださいました、中村藤吉本店さまに、心から、感謝申し上げます!

来年から、8/10は、宇治かしらw

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2007年6月17日 (日)

京都で、田植え。その1。

2_1 こんな景色が広がる、ここは、京都。

京都駅から電車で15分ほど南へ下ると、こんな光景に出会えます。ふだん、楽しませている日本酒「月の桂」の、田植え会に参加してきました。

無農薬農場で、京都原産の酒米「祝」の田植え。

しかしこの日、農場についた途端に、黒い雲が立ち込めて…雨がぱらぱらと。
 まあ、5分、10分で、と思っていたら、雨はさらに強く、しかもより大粒になり……かなりの豪雨の状態に。しばらくやまない予報だったので、この農場の方が持つ倉庫へ移動して、BBQをすることに変更になってしまいました…

1 2_2 でも、こちらはこちらで楽しかったです。 写真の、鰹のたたき、わら焼き。田植え会に参加していた、居酒屋のメンバーの方たちが手早くさばきます。
 薬味をたっぷり乗せて食べる旬の鰹は、まさに、美味!! でした。

この山田さんの無農薬農場でできたお米でつくられたおむすびや、そうめん、それにソーセージなど、もりだくさん。青空…ではなかったものの、(雨がよけられる)外で食べる食事って、何かいい調味料がついていますね。きっと。

その2に続きます。

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2007年6月 7日 (木)

祇園祭 @ 婦人画報。

久々に、婦人画報を購入しました。
 今日7日が、7月号の発売日です。

特集が、京都の祇園祭。
 昨年の祇園祭を密着取材していたようです。

山鉾巡行ばかりが注目されますが、1カ月をかけてする祭だったり、本祭は夜の神輿だったりと、バラエティに富んだお祭ですね。

Gionkore 昨年は、月の桂 増田社長のご子息が 禿(かむろ)を担ったので、 京都まで見に行きましたよ!
とても混みますし京都の暑さも厳しい夏ですし、ふつうなら出かけない条件なのですが、こういう縁があったからこそ行ってみて、発見がたくさんありました。伝統と、それを支える工夫と苦労も、身近で目の当たりにしました…。
 京都の社会って、持ちつ持たれつなんだな…と深く感じた機会でもありましたね。

雑誌のページを繰りながら、あの祭りの趣と興奮が よみがえってきました。

それにしても、伊眞、いい顔してるなあ。

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2007年4月21日 (土)

仁和寺のある法師が。

「仁和寺のある法師が…」
 徒然草では有名なエピソードですね。

この前の日曜日、その仁和寺に咲き誇る、御室桜を愛でる会にお邪魔してきました。
03_1

地面からわきたつ雲、と評した人の気持ちが、初めてわかりました。これを楽しむ人たちも、かなりの多さでしたが…

夕刻以降のすき焼き会は一転、拝観の人がいないので、落ち着いた雰囲気で。夕方から強くなってきた風で、満開の御室桜の花びらがざざ~っと舞い散るさま、異空間に迷い込んだかのようでしたよ。

10 07 この時期にしては、日中あたたかく、夜も冷え込まない京都。じんわりと、染みてきました。今でも、余韻が心とまぶたに残っています。

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2007年4月17日 (火)

京都の府庁舎。

京都の府庁舎。京都御所の西側にあります。

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丸太町通からみえる、旧庁舎。風格があります。

今回、中を特別に案内頂きました。明治34年(1901年)竣工ということで、100年を経過している、ヨーロッパ風のしっかりした建物です。議会などで実際に使っていたので、かなりあちこち傷んでましたが…

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こういうところで、ファッションショーとか出来たらいいなあ、などと妄想がどんどん広がる、魅力的な空間です。


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中庭の桜、満開は少々過ぎてしまいましたが、立派に咲いていました。

中央の枝垂れは、どうやら、円山公園のあの大きな枝垂桜の孫、らしいですよ。

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2007年3月22日 (木)

京都の空間を味わう。

京の町家 庵(いおり)の和泉屋町に泊まる。

ぜいたくなる空間。時間がゆったりと流れていく。心に染みていくような京都の空気。

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ここは、四条木屋町を下がった、鴨川沿いです。川向こうには東山が望めます。
 ほかにも全部で6つの町家が、泊まれるようになっているとか。京都の風情をより深く味わう旅に、いいかもしれませんね。

庵(IORI) …http://www.kyoto-machiya.com/

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2007年3月19日 (月)

京都の隠れ家ワインバー。

京都のワインバー。色々あれど、このお店の、100年以上の蔵を使っての空間は、ゆったりとした心で、ワインを静かに味わうのには、抜群です。
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六角通りに面した入り口から、小路を入ってのこの空間から、気分がしっとりと落ち着きます。
 石畳に歩を進めながら店内へ向かいます。通りのクルマの音も、ここへは入ってきません。



お店へ入ると、蔵の白壁を使った棚にずらりとならぶワイングラス。1年半ぶりの訪問にも関わらず、福村シェフとソムリエの岡田さんが、笑顔で迎えてくれました。

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この日は、週がわりでのグラスワインの中から、オススメをチョイスしてもらいました。





・ルイ・ジャド ペルナン・ヴェルジュレス (ブルゴーニュ・2000)
 白、シャルドネ種。やや熟成感があり、リンゴの上品な香りとスパイスそしてほのかな蜂蜜のような香りが感じられます。


・サルジェ・ド・グリュオ・ラローズ (ボルドー・1999)
 赤・カベルネソービニヨン80。カシスやベリー、そしてローストしたカカオの香ばしさが感じられる、ボルドー的でもあり、しかし後がさらっとするシャトータルボのセカンド。


・ドメーヌ・クロ・マリ マノン (ラングドック・2005)
 白・グルナッシュ・ブランとルーサンヌをメインにブレンド。柑橘系のフレッシュさの中に蜜の甘いニュアンスが広がります。

食べ物は、エスカルゴに、お店オリジナルの具たくさんキッシュ・ロレーヌ。

家や勤務先の近くにあったら、ついつい寄ってしまうような、お店です。京都でこんな楽しみもあり、なんですね。ある意味、遠くてホッとしています。

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2007年3月 2日 (金)

梅香る京都。道真の梅はどれだ?!【OMN】

2月28日のブログに書きました、京都散策での、北野天満宮について、
 インターネット新聞「オーマイニュース」に掲載いただきました。

梅香る京都。北野天満宮で春を待つ
 菅原道真が愛した梅は、どれか?!
 https://www.ohmynews.co.jp/photo/20070410/5614


ぜひ、ご笑覧下さいませ。

06 02 通常ですともっとぐっと寒い時期に咲く梅も、この日はおだやかな陽気。もう春? といった感じでした。梅の香に誘われて、平日ながらもかなりの人出。
 梅苑内の「御土居」は、秋には紅葉エリアになるようです。これもまたキレイでしょうねえ。
 今回、澤屋さんの粟もちを試すの忘れました…がっくり。次回に、ぜひ!

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2007年2月28日 (水)

鴨川を歩く。京の春。

鴨川沿いの町家に泊まる。ゆったりとした空間に、落ち着いた和の空間が広がり、窓からは鴨川や東の山々が望めます。そんな場所に泊まったので、何度となく、鴨川沿いを散歩してきました。

Photo_5 Photo_6 とてもゆったりとした気分になれます。やはり、東京の都心にはない光景ですね。
 この、すこーんと空が眼前に広がる「抜け」感は、心をすべて受け止めてくれるようです。

Photo_7
また、川にはところどころ段差がつくられています。

 なぜなのかはわかりませんが、この場所がつくる水落ちの音が、身体にゆるやかに溶け込んで、心を落ち着かせてくれますね。




Photo_8

犬の散歩する人やサイクリングしている人、また釣りをしている人もみかけました。
 そして、鴨の親子でしょうか、つらって泳ぐ様も、ゆったりとした光景にやわらかく溶け込んでいました。

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2007年2月14日 (水)

【ご案内】京の春 スペシャルツアー

京都の情報が東京で楽しめる、「京都館」。

赤坂から、八重洲に移転して、すでに5カ月目に入っています。

京都館による、春の京都 スペシャルツアーが、3月17日(土)に開催されますよ。私も、企画のお手伝いをさせていただいており、今回、こちらでご案内させていただきます。

日 時:3月17日(土)  京都駅 集合(10:00予定)・解散(17:20予定)

行 程:京都駅 ⇒ 藤平陶芸 【清水焼工房の見学】
          ⇒ 京料理 はり清 【京料理でご昼食】
          ⇒ 伏見の蔵元 月の桂 【元祖にごり酒の蔵元を見学】
          ⇒ 宇治 平等院 【世界遺産に触れる散策】
          ⇒ 京都駅

     行程はすべて、バス移動になります。

旅行代金: 京都館友の会会員 15500円  一般17000円(バス代、昼食代、拝観料、消費税含む)

詳細のリーフレットは、こちらをどうぞ。「kyotospring.pdf」をダウンロード

もしくは、京都館HPにて、ご案内しております。http://www.kyotokan.jp/enjoy/index.htm

ちょうどこの時期の京都は、東山エリアにて、街路ライトアップイベント「京都・東山花灯路2007」が開かれております。また、京都市内各地では、「京都 伝統産業の日2007」も開催中です。

お問い合わせ・お申し込みにつきましては、上記リーフレットに記載しております。
 もしくは、ひらもと文化研究所お問い合わせ窓口
 http://www.hiramoto-bunka.com/contact.html まで、お気軽にどうぞ。
ちなみに、ひらもと文化研究所HPのトップ写真は、自分で撮影した画像を、平等院さまに特別に許可をいただいて使用させていただいております。

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2006年12月13日 (水)

「京の庭にみる風景」@京都学講座。

0612121 12月12日(火)
 京都館による「京都学講座」、秋バージョンシリーズの第2弾。
「京の庭にみる風景」に参加してきました。

講師は、宮城俊作さん。
ランドスケープデザイナーで、設計組織「PLACEMEDIA」の主宰、奈良女子大学生活環境学部の教授でもあります。

京都の出身であり、身近にあった庭園についを、主に通史的にみた観点からのお話を頂きました。なるほど、京都の庭、といっても歴史的背景から見るということはしてこなかったので、とても面白かったです。

ポイントは…

 平安時代……自然との一体化
 鎌倉時代……禅宗にみる自然観の採り入れ
 室町時代……枯山水等の象徴としての自然
 桃山時代……書院庭園の独立と露地の発達
 江戸時代……回遊性と接遇の場
 明治時代……伝統をふまえた革新的表現


造園の専門家の立場から、豊富な京都の庭の写真を使ってのお話は、あっという間の1時間半。父が庭いじりが好きなのもあって、庭というものには小さい頃から関心が高かったのですが、さらに一歩、楽しみ方を学んだ夜でした。

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